職種と要請について
青年海外協力隊に応募するときには、まず「職種」を決定する必要がありました。
「職種」とは、言葉の通り、隊員がどのような仕事をするかということになります。
協力隊には101もの職種(平成22年度春募集時)があり、
農業、料理、スポーツの指導、村落開発などあらゆるものがあります。
職種が絞り込めたら次は「要請」です。
要請とは「このような仕事ができるボランティアの人に来てほしい」
という現地からの要請をJOCV職員の現地調査員の皆さんが集めたもののことで、
現地の状況ともに「要請調査票」という用紙にまとめられています。
詳細はこちら。
要請は平成22年度春募集(2010年2月末時点)では637件ありましたが、
現地の状況により常に増減しています。
要請一件につき一人の協力隊員が割り当てられることになります。
そして要請の内容、使用する言語、赴任する地域の特徴などをみて、
特定の一つの職種の中から第一~第三希望の要請を選び出し、
応募用紙に書き込むことになります。
私の場合、業務経験があるのはコンピューター関連なので、
「PCインストラクター」「コンピューター技術」を中心に、
念のため「理数科教師(業務経験なしでも行ける要請がある)」も視野に入れつつ、
特定の一つの職種しか選べないので、要請の内容を見て検討しました。
悩んだ結果、英語が使える国であること、要請の内容などを考慮し、
サモアのPCインストラクターの要請5件
(赴任先の学校が違うだけで業務内容はほぼ同じだった)のうち3件を
応募用紙に書き込むことにしました。
「応募」についてはまた今度。