■35日目
本日は所外活動一回目。8:30~17:00まで、
訓練生の全員(一部のシニアさんを除く)が訓練所を離れて、
駒ヶ根市各地にある学校、保育・幼稚園、農家などで
ボランティア活動をやります。
移動開始。
私は女性隊員2名とともに駒ヶ根市内の椎茸農家さんへ。
30年以上前から所外活動の受け入れ先をしているそうで、
大ベテランさんです。
午前中の大部分は、
ハウス内にある収穫完了後のほだ木を次の作付に向けて
湿らせるためのプールに移動させる作業でした。
男性向けの力仕事ということで、ひとり黙々と木を運び、
クレーンに積む作業の繰り返し。
およそ450本のほだ木を移動させました。
ハウス内にラジオを鳴らしててくれなければ
かなり寂しかったかもしれませんw
その後は椎茸収穫組に混じって収穫作業。
前の会社の Mushroom detester Mさんなら
踏み込んだだけで泡を吹いて倒れるエリアです。
たくさん生えている椎茸の中から取れる大きさのものを見極め、
周囲にあるまだ収穫前のサイズのものに傷をつけず、
椎茸の傘の内側にできるだけ触れず、
できるだけ根っこから引き抜きます。
中にはがっちり食い込んでてなかなか抜けないものもあり、
かなり難しい作業でした。
昼食はお家にお邪魔して頂きました。
豚汁、旨煮、サラダ、椎茸の旨煮などなど、
各料理に椎茸を使ってあり、非常に美味しくいただけました。
初孫さんが1月に生まれたばかりだそうで、
かわいい顔を拝んできました。
また、昼食中に突然訪ねてきた方がいらして、
私たちを見渡すなり「タバコを吸う人はいないねー」とのこと。
聞くと、訓練所で警備員をされている方だそうで、
喫煙する人たちはよく知っているそうです。
秋、冬の訓練生はおとなしいねーといった話をしてくれました。
午後はほだ木に種を埋め込む作業。
3時間ひたすら穴に種を詰め込んでは木を移動させ…の繰り返し。
無心になれました。4時すぎに終了して、
おいしいお茶とお菓子、椎茸をいただいて訓練所へ帰還。
お土産に椎茸5キロを頂き、訓練所の食堂にお渡ししました。
かなり厳しいながらも充実したボランティアの一日でした。
来週も頑張ります。